2007年〜2008年(第167169回国会)

 

総選挙は近い!いよいよ政権交代だ。



    参議院法務委員会で共同修正案の提出者として答弁に立つ細川律夫代議士、隣は鳩山邦夫法務大臣

日頃より皆様には大変お世話になっております。議員生活も早18年を超えました。この間、同僚議員の顔ぶれもかなり変わりましたが、私がこうして国政に関わっていけるのも、皆様のご支援あってのことと、心から感謝申しあげます。

 


参議院選で国会は変わった。

 

昨年夏の参議院議員選挙では、お蔭様で野党が過半数を獲得し、大きな力を得ることができました。国会になかにいると、それ以後の変化の大きさには目を見張るものがあります。
   まず、道路や年金記録問題に見られるように、対立点が明確になり、問題点が浮き彫りになったことです。道路特定財源の問題は、私もずっと以前から指摘してきたものの、今初めて世論の理解を得、予断はできないものの、一般財源化に向けて動き出しました。年金記録についても、もはや隠し立ても弁解もできないところまで来たのも、政府が様々な資料を出さざるを得なくなったからです。

*      野党の意見を続々と反映

 

変化の第2点は、理念的な対立ではない法案については、民主党の意見が多く容れられ、修正可決がある程度ルール化してきたことです。マスコミでは「ねじれ国会」「機能しない国会」などと評されていますが、実際には多くの法案が成立しています。私が直接交渉担当となった、「最低賃金法」「労働契約法」「少年法」では、与野党の協議が成立し、生活や人権にとってよりプラスになる方向で法律ができました。
   また、政府や業界の対応もまったく変わりました。今までは会いに来なかったような人が多数訪れ、いろいろな注文を付けてきます。民主党の存在がより大きくなったため、従来のように自民党だけに頼ってはいられないと判断したため、民主党の考えにも耳を貸そうということでしょう。


*      まだまだ変えないと!

 

しかし、与党は強行採決こそできなくなったものの、いまだに衆議院では絶対多数の議席を占め、急所のところで3分の2による再可決を繰り返しています。また、予算や条約など、衆議院の優越によるものもあります。わが国の食料自給率を上げ、農作物の自由化とも両立させるため、EUに近い農業者戸別所得補償法案を提出し、参議院では可決されましたが、衆議院では1日の審議で否決されました。また、年金を給付以外には使わせないという年金流用禁止法案など、衆議院送付後まったくたなざらしされたままです。つまり、参議院の逆転の結果、双方が歩み寄れる生活関連などの法案は成立しても、政治理念そのものが異なるものは、受け入れられないというのが実状です。


07年12月7日衆議院野党クラブにて 死刑執行に関する記者会見

07年10月24日 法務委員会にて大臣の所信に対する質問

    08月1月 東京家庭裁判所少年審判廷を視察

      08年5月 新緑の参議院議長公邸


法務委員会が行われる衆議院第14委員室

08年10月大臣室で超党派による人権擁護法案の提出を求める要請

*      道路の問題、後期高齢者医療制度は未解決!!

 

道路の問題について言えば、暫定税率も道路特定財源も10年据え置くという法案には一切手を加えず、いずれも衆議院で3分の2条項により再可決しておきながら、福田首相がいくら「来年度からは必ず一般財源化する」といっても、法的根拠がない以上なかなか信用できません。一般財源といっても結果的に道路整備に使うというならばまったく意味のないことです。思い切って地方分権し、自治体に使途を任せるという方針が必要です。
    2年前小泉内閣が強行採決で導入した後期高齢者医療制度も与党はここへきて手直しの話をしていますが、もともと高齢者の医療費を減らすという動機と、75歳以上を差別的に扱うという考え方が変わらない限り小手先の手直しで問題は解決しません。年金からの天引き、終末期医療支援料(終末期の治療方針について「延命治療を望みますか」などと自己決定を迫り、治療費の削減に向ける)など、余りに問題が多すぎます。少なくとも一旦は廃止し、全年齢を被保険者にした制度に改めなければなりません。


私たちが主張する、生活を重視した公平、公正な社会の実現のためには、衆議院でも野党が過半数を取り、政権を交代する以外にはありません。ぜひ、政権交代実現のため、皆さんのお力をお貸しください。


NC法務大臣としてパワー全開!

 

細川律夫代議士は、昨年9月、民主党「ネクストキャビネット」法務大臣に就任し、法務部門の責任者として活動しています。裁判員裁判の実施を来年に控えるなど、司法制度改革が実行段階に入るなか、議論の途上で心配されていた様々な問題も現実のものになっています。一方、昨年は鹿児島の公職選挙法違反事件(志布志事件)や富山の強姦事件(氷見事件)など、冤罪で無罪になった事案が相次ぎ、警察や検察の捜査の問題とともに、取調べ段階を可視化(録音録画)すべきだ、との議論も高まりました。また、昨年6月に、細川代議士は「死因究明関連2法案」を提出しましたが、その後時津風部屋のリンチ事件をきっかけに、検死制度の不備が注目を集め、法務委員会でも大きな議論になっています。日本で生まれ日本人を父としているのに日本国籍を取得できないとの問題(最高裁で取得可能になる)、離婚後に生まれた子の父をめぐる問題など、戸籍をめぐる問題も噴出しました。法務の分野は脚光を浴びることは少ないですが、生命や財産を守るという安全安心の問題、人権を尊重し差別をなくすといった問題など、個々にとって重要な問題がたくさんあります。細川NC大臣は、党の政策責任者として、また委員会の筆頭理事として、広く活動をしてきました。

*      法務部門会議でNC大臣あいさつ

 

民主党法務部門会議は、毎週木曜朝8時から開催され、法務に関するいろいろな調査・研究や法案に対する審議が行われます。

 

*      議員会館の自室で冤罪被害者と懇談

 

10月25日、法務部門会議でのヒアリングの前、鹿児島志布志事件の中山さん(左から2人目)、富山氷見事件の柳原さん(右から2人目)と、江田五月参議院議長を交え懇談をしました。

 

*      法テラス東京を視察

 

民主党法務部門では、頻繁に視察を実施しています。これは東京司法支援センター(通称:法テラス東京)を訪れたときのもの。法テラスでは法律の相談や資力の乏しい人への援助などを行っています。

 

 

 

 

 

*      少年法改正案の審議

 

通常国会には政府から少年法改正案が提出されました。非公開である少年審判の傍聴を、重大な事件に限って被害者遺族に許す法案でしたが、被害者の権利を尊重するか、少年の健全育成という少年法の理念を大切にするかで、党内も意見が分かれました。細川代議士は、修正案を取りまとめ、与党もおおむねそれを認めたため、与党との共同提案により修正可決しました。写真は、衆議院法務委員会で修正案提出者として答弁しているところです。

 

*      死因究明制度の勉強会

 

相次ぐ保険金殺人、ガス湯沸かし器の中毒死、相撲部屋の傷害致死事件などで、死因究明制度の不備が明らかになってきました。法案を提出している細川代議士の意見もあり、国会では異例の委員長主催の勉強会が開かれています。これは、全法務委員対象としては第1回目の勉強会の風景。公式な委員会以上に与野党議員は熱心に聴いていました。

 

*      徳島刑務所の暴動はなぜ起こったか

 

異常とも思える医務官の診療行為が話題となり、さらに昨年11月には、わが国では例が少ない受刑者の暴動が起こった徳島刑務所を、民主党法務部門として6月に視察しました。刑務所側が、集団暴行は医療行為とは関係ないと主張するなど、終始かみあわない議論が続きました。ただ、刑務所内の規律が緩んでいたことは間違いない事実ですし、医療水準の低さも問題です。


*      裁判員裁判法廷などを視察

 

1月、民主党法務部門で、東京地裁の裁判員裁判の法廷を視察したものです。この日は、検察庁で行われている録音録画の状況、家裁で少年審判廷などを実際に見て、法案審議などの参考にしました。

 

 

 


政策立案、議員立法で活躍

 

*      労働法制も党の政策立案者

 

昨年は、最低賃金法改正案、労働契約法案の2法案を提出、その後秋の臨時国会で、与党との協議によって、政府提出の法案を修正し、可決しました。写真は参議院での審議風景。隣は舛添厚生労働大臣です。
    今年に入ってからは、労働者派遣法の改正案に取組み、日雇派遣の全面禁止を含む法案を取りまとめました。「派遣」を取り巻く問題は大きく、今年秋の国会で、議論になるものと思われます。


*      タクシーで緊急要請

 

規制緩和の失敗で、タクシーが供給過剰に陥り、交通渋滞、事故の多発、運転者の労働条件の低下などをもたらしています。細川律夫代議士は党内でタクシー関連法案等検討小委員会座長として、この問題に取り組んでいます。写真は冬柴国土交通大臣に増車をストップせよとの緊急要請書を手渡すところです。そのほかにも、以前から「交通基本法案」の提出など、交通政策に深く関わっています。

 

 

*      日中関係改善に努力

 

党内の日中21世紀の会などを通じ、いろいろと懸案の多い日中関係について、党間交流や民間交流あるいは文化交流などを通じ改善を図っています。写真左は、中国の画家の皆さんを国会に招いた際のもの。右は、四川大地震直後、中国大使館に義援金を持参し、記帳しているところです。

 

草加・越谷をもっと良くしよう

 

細川律夫代議士の選挙区である、埼玉県草加市と越谷市は、首都圏でもっとも急ピッチで発展を続けている地域です。国政に関することは当然ですが、地域の民主党の責任者として、県や市の行政に係わることにも積極的に取り組んでいます。

*      越谷レイクタウン街開き

 

今年3月、JR武蔵野線の越谷レイクタウン新駅の開業で、越谷レイクタウンはいよいよ本格的に始動しました。区画整理と治水を兼ねたこの計画の実現によって、越谷南東部は大きく発展します。写真は駅開業の式典のシーンです。

 

*      日暮里・舎人ライナー開通

 

今年3月には、日暮里から足立区北部を結ぶ日暮里・舎人ライナーが開業しました。草加市西部の人の東京方面へのアクセスが格段によくなりました。

 

*      松原団地の建替えはどうなる

 

今年2月、民主党埼玉県連として、公団住宅の皆さんと意見交換をし、その際松原団地の建替えがテーマとなりました。住民の高齢化も進み、家賃が高くなると大変です。この点も国が住宅政策をどうするかが問題です。写真は松原団地の皆さんとの話し合い、細川代議士の隣は、昨年の参議院選で初当選した行田邦子議員です。


*      東埼玉道路、延伸へ

 

4号バイパスの渋滞解消などを目指した東埼玉道路の側道部分について、今年度調査費が予算化され、吉川市西部から4号バイパスまでの延伸がほぼ決まりました。民主党は無駄な道路つくりには反対していますが、このような必要な道路整備は進めるよう要請してきました。写真は板川市長とともに、国土交通省に陳情に行ったものです。

 

*      障がい者福祉の向上を

 

細川代議士は厚生労働委員も務め、障がい者問題に対して進展を望んでいます。特に障がい者雇用の分野は欧米に大きく遅れをとり、授産施設も月収1万円台前半という状態です。さらに障害者自立支援法によって本人負担も増えています。写真は草加市の授産施設でのあいさつの情景です。

 


 


細川律夫のプロフィール
*  1943年(昭和18年)高知県の山村に生まれる
*  高知学芸高校・明治大学法学部卒業
*  市民派弁護士として活躍
*  1990年(平成2年)衆議院議員初当選、現在6期目
*  著書   「新市民時代の選択」
              衆議院議員2期目までの経過と政治信条をつづる
              「生活を10倍楽しくする法律情報」
              人権派弁護士として法律相談に答える
               「逆転無罪」
              大森勧銀事件を担当し高裁で逆転判決を得る
              後に所ジョージ主役でテレビドラマ化される
*  衆議院環境委員長  決算行政監視委員長  
    予算委員会野党筆頭理事  党埼玉県連代表  
    民主党国会対策委員長代理  などを歴任
*  現在
    民主党NC法務大臣、衆議院法務員会筆頭理事
    厚生労働委員会委員、民主党常任幹事  など

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